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ふるさわ接骨院 ブログ

2013年8月19日 月曜日

2人に1人

 

野球をする子供の2人に1人はボールを投げる側の肘に何らかの異常がある。

と、徳島大学の医学部が発表しています。

これは徳島県のある少年野球大会に出場する全てのチームの全ての野球少年に対して行われました。
超音波画像観察装置(エコー)により普段ボールを投げる側の肘とそうでない側の肘を見比べるという方法で行われました。
エコーにより軟骨の状態、周りの靭帯、筋肉の状態などを比べた場合、軟骨部分の厚さが違ったり、靭帯の太さが違ったり、炎症症状が見て取れる所見のあった子供たちが2人に1人だったということです。

そういう子供たちの肘に痛みはあるか?

というと、彼らには何も異常は感じていない場合が多いようです。
肘という関節は痛みや異常が感じられたりする場合、すでに症状がある程度進んだ状態の場合が多いです。

当院でも以前、野球大好き、プロ野球選手になりたいという少年が、整形外科で離断性骨軟骨炎といわれ名古屋の有名某スポーツクリニックで手術するか、という状態でした。
その少年は名古屋のクリニックに月に一度通いながら、当院での施術を受け、手術は様子を見て行う事になりました。
結局、時間はかかりましたが手術をしないで、今は元気にボーイズチームで頑張ってくれています。

肘は痛みがなくても、定期的にチェックを受けることがよいと思われます。

おそらく、野球に限らず、ソフトボール、バレーボール、テニスなど肘に反復的に負担をかける頻度の高いスポーツの指導者の方、ご両親は注意してあげて下さい

ふるさわ接骨院
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